ドーセット及び東デヴォン海岸~イギリスの世界遺産とイングランドの旅~世界遺産旅行記へようこそ

「イギリスには、ウェストミンスター寺院、ストーンヘッジ、ロンドン塔など、名だたる世界遺産が点在していますよ。」
「はい。」
「ロンドン塔と言えば、イギリスの首都のロンドンを流れるテムズ川の岸辺、イースト・エンドに築かれた中世の城塞である。正式には「女王陛下の宮殿にして要塞」と呼ばれるように、現在も儀礼的な武器などの保管庫、礼拝所などとして使用されている。その景観から「ホワイト・タワー」とも呼ばれる。世界最大級のカット・ダイヤモンド「カリナン」はここで保管されている。」
「ウェストミンスター寺院と言えば、イギリスのロンドン・ウェストミンスターにある、イングランド国教会の教会である。聖ペテロ修道教会。戴冠式などの王室行事が執り行われ、内部の壁と床には歴代の王や女王、政治家などが多数埋葬されている。墓地としては既に満杯状態で、新たに埋葬するスペースはもはやなくなっている。国会議事堂(ウェストミンスター宮殿)が隣接している。イギリス中世の大規模なゴシック建築である。」
「もちろん、文化遺産だけではなく、自然遺産も豊富ですよ。」
「はい。」
「中でも、「ドーセットと東デヴォンの海岸」は、美しく壮大な景勝地として人気を集めていますよ。」
「そうなんだ。」
「東デヴォンと言えば、ドーセットと東デヴォン海岸は、ジュラシック・コーストとしても知られる、「自然」世界遺産として登録された初の地域である。東デヴォンからドーセットまでドラマチックな95マイルに及ぶ海岸線に広がり、あらゆる種類の世界有数の化石が発見されている。」
「ドーセットと言えば、イングランド南西部の地域で、ドーセット州とも呼ばれる。かつてはドーセットシャーとも呼ばれていた。州都はドーチェスターである。西にデヴォン州、北西にサマセット州、北東にウィントシャー州、東にハンプシャー州と接している。ドーセット州はイースト・サセックス州の次に人口に占める高齢者の割合が多い州である。人口の25.9%が65歳以上であり、16歳から74歳までの人口の13.9%が引退している。」
「皆さんは、「海岸」で世界遺産になっている例を見たことがあるでしょうか?」
「いいえ、ありません。」
「「ドーセットと東の海岸」は、海岸が世界遺産に認められた一例ですよ。」
「そうなんだ。」
「あまりこのような海岸系の自然遺産は、広く知られていませんね。」
「そうなんですか。」
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「「遺跡なら分かるけど、海岸が世界遺産ってあんまり迫力がないイメージだな~」と、思われるのではないかと思われますね。」
「はい。」
「しかし、実際にこのドーセットと東デヴォンの海岸を尋ねてみると、「迫力がない」などといった感想はまず抱かない筈ですよ。」
「そうなんだ。」
「この世界遺産は、155キロメートルもの海岸線が、延々と続く自然遺産ですよ。」
「距離が長いですね。」
「見る者すべてを圧巻するようなロケーションが、どこまでも広がっていますよ。」
「そうなんだ。」
「しかも、ただ広いだけではありませんよ。」
「はい。」
「「ジュラシック・コースト」と呼ばれるこの場所は、イギリス南部のイギリス海峡にあり、2億5千万年前もの地層を露出していますよ。」
「そうなんですか。」
「イギリス海峡と言えば、イギリス海峡(英語: English Channel)または英仏海峡、フランス語でラマンシュ海峡(La Manche)はイギリスとフランスを隔てている海峡である。大西洋と北海に面し、北端にはドーバー海峡がある。南部にはチャネル諸島がある。1994年5月6日の英仏海峡トンネル開通以来、英国とフランスを鉄道で往来可能となった。」
「ジュラシック・コーストと言えば、イングランド南部のイギリス海峡に面した海岸である。2001年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された。その名の通り、ここには中生代のジュラ紀に形成された地層も存在していて、アンモナイトの化石が見られることでも知られている。」
「ここを訪れれば、珍しい地層をじっくり見学できますよ。」
「そうなんだ。」
「変わった地形の様子や、珍しい入り江の形なども見られますよ。」
「はい。」
「この世界遺産は一カ所から眺めるのではなく、たくさんのポイントから眺めることで、より堪能することができますよ。」
「はい。」
「ゴールデン・キャップ(Golden Cap)と呼ばれる地点などは、最も人気のあるポイントですよ。」
「そうなんですか。」
「ゴールデン・キャップ(Golden Cap)と言えば、世界遺産「ドーセットと東デヴォンの海岸」は、美しく壮大な景勝地として人気を集めています。ゴールデン・キャップ(Golden Cap)と呼ばれる地点などは最も人気のあるポイントであり、海抜191メートルの場所から海を一望することができる。」
「海抜191メートルの場所から、海を一望することができますよ。」
「そうなんだ。」
「あまりじっくり見ている時間がない方は、ゴールデン・キャップへ移動しましょう。」
「わかりました。」
「ゴールデン・キャップ(Golden Cap)と言えば、世界遺産「ドーセットと東デヴォンの海岸」は、美しく壮大な景勝地として人気を集めています。ゴールデン・キャップ(Golden Cap)と呼ばれる地点などは最も人気のあるポイントであり、海抜191メートルの場所から海を一望することができる。」
「アンモナイトが簡単に見つかるスポットでもありますよ。」
「はい。」
「アンモナイトと言えば、古生代シルル紀末期(もしくは、デボン紀中期)から中生代白亜紀末までのおよそ3億5,000万年前後の間を、海洋に広く分布し繁栄した、頭足類の分類群の一つである。全ての種が平らな巻き貝の形をした殻を持っているのが特徴である。古生代と中生代の下位に当たる各年代を生きた種はそれぞれに示準化石とされており、地質学研究にとって極めて重要な生物群となっている。」
「この世界遺産を訪れた際は、是非アンモナイトを探してください。」
「わかりました。」
「もちろん、ただ歩くだけでも、そのロケーションを楽しむことができますよ。」
「はい。」
「本格的な機材を持ち寄って、写真を撮影している人もいますよ。」
「はい。」
「楽しみ方は、千差万別ですよ。」
「そうなんだ。」
「この世界遺産は、「ウェスト・ベイ」と呼ばれる街の近くにありますよ。」
「はい。」
「「ウェスト・ベイ」と呼ばれる街と言えば、世界遺産「ドーセットと東デヴォンの海岸」は、「ウェスト・ベイ」と呼ばれる街の近くにあります。ウェスト・ベイは「ジュラシック・コースト」の玄関になっている街です。」
「ウェスト・ベイは、「ジュラシック・コースト」の玄関になっている街ですよ。」
「はい。」
「ジュラシック・コーストと言えば、イングランド南部のイギリス海峡に面した海岸である。2001年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された。その名の通り、ここには中生代のジュラ紀に形成された地層も存在していて、アンモナイトの化石が見られることでも知られている。」
「宿泊の際は、この街を利用しましょう。」
「わかりました。」
「この街は、イギリス内部では保養地としておなじみのスポットですよ。」
「はい。」
「いっぱい遊ぶ元気のない方にも、おススメの観光地ですよ。」
「はい。」
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